$ 0 0 古我地原貝塚からは多数のキバウミニナが出土している。キバウミニナ類は、成熟すると螺旋方向の成長を停止し、殻の表面は常に低質を這うために腹面が磨滅して行く。(『古我地原貝塚』沖縄県文化財調査報告書 第84集) 這うだけではなく、牙のような歯舌を持つ。この貝は、蛇貝あるいはトカゲ貝と見なされたのではないだろうか。