$ 0 0 用見崎遺跡では、コモンヤドカリの化身貝を見ることになる。 用見崎遺跡で特徴的なのは、ヘビガイだ。どうやら、小さなヤドカリは、ヘビガイのなかに入ったりもするのだ。 用見崎でも、下層(B)は陸産の貝類が多い。つまり、陸のあの世が注視されている。それがより上層(A)では、外洋-サンゴ礁域が増える。これはトーテムの定着度を示すのだと考えられる。 コモンヤドカリからムラサキオカヤドカリの過程で、貝類の生息域は変化していくことになる。 陸、礁斜面→岸側潮間帯→岸側潮間帯、陸