ぼくが買いそうにない書名だけれど、そこは著者の和田さんご本人を存じ上げているので信頼を寄せて迷わずに。
ミニサイトをつくるために一定の時間と労力が費やされますが、それによって、その後ミニサイトを活用してくれる何十人・何百人の貴重な時間が節約され、「役立った」「参考になった」と評価・感謝してもらえるなら、それは非常に有効な時間の活用方法なのではないでしょうか。
と、こういうスタンスが大好きというか、共感します。
そんなわけで早速、「なんちゃって企画書」のなかのカテゴリーを考えてみる。サイト名はともかく、「ショート説明」は、
自分にとっての島々を見つけるための沖縄・奄美入門。
カテゴリーは、
1.地理(意外と長い列島)
2.歴史(本土と結構違う)
3.旅(身近になった4群島)
4.自然(亜熱帯のサンゴ礁)
5.動物・植物(島の主たち)
6.文化(エキゾチックだけど懐かしい)
7.シマウタ(覚えたらグッと味わい深くなる)
8.酒(黒糖焼酎と泡盛)
9.料理(これは食べておきたい)
10.言葉(外国語と思ってしゃべってみる)
こんな感じかなぁ。と並べてみて、琉球弧のことばかり考えてみるように見えて知らないことが多いのに気づく。これはなまなかなことではないと思うけど、和田さんも書いている通り、知ることは自分のためにもなるテーマばかりだ。
ちょっと前に琉球弧を旅した人のクチコミから群島ごとのベネフィットを整理してみた。
奄美 マングローブ、海、島時間
沖縄 海、歴史、文化
宮古 ビーチとドライブ
八重山 サンゴと自然
クチコミに乗る観光スポット数でいったら、沖縄パワーが圧倒的で、
奄美:沖縄:宮古:八重山=1:19:6:3
という感じ。これで言うと、沖縄本島周辺は知られるようになったということだろう。島々は観光客にあふれればそれでいいというわけでもないから、よい出会いが増えるようなサイトづくりができればいいと思う。
この本は、和田さんがミニサイトを作る場合、「上限30~50項目(記事数)が多い」と、チップスも率直に書かれていて役立つ情報を多い。まずは、その気にさせてくれる和田さんに感謝だ。