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Channel: 与論島クオリア
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与論島層ユニット2

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 与論島層のユニット2には、浅い場所の堆積物も確認されている。

 ユニット2Cは、ユニット1Rの上に整合的に重なっているから、ユニット1Rの堆積後に、海水準は、標高65mから30m付近まで下降。そして、「宇勝・賀補呂・品覇・赤崎~前浜一帯のサンゴ石灰岩」が堆積する。

 この後、再び海水準は上昇し、ユニット2C(水深50m以下の浅瀬にできる)は、より高いところに堆積した。そして海面は、標高90mに達し、城(グスク)を除いて海面に没する。水深50m以下の地点ができ、ユニット2Rが堆積した。これは、賀補呂から古里を経て麦屋まで広く分布する。この時、これらの一帯は、沖合の礁前縁深部であったと想定される。リーフの外側だったわけだ。


Yoronjima8


 


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