$ 0 0 ナガラ原東貝塚の小型貝の出土推移を見てみる(黒住耐二「ナガラ原東貝塚の貝類遺体」)。 ほんとはPU法とWS法で出た数を加算してもいけなわけだが、おおまかな傾向を見るために乱暴にしている。 Ⅲ層、Ⅳ層は後2期で、Ⅲ層のほうが新しい。Ⅴ層は後1期。 後1期 ミドリアオリ 後2期 ミドリアオリ→イシダタミアマオブネ と読み取れる。これらは蟹もヤドカリも示すので、複合して現れている。だが、ヤドカリをもっとも象徴するとしたら、イシダタミアマオブネを挙げるのがよさそうだ。