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Channel: 与論島クオリア
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『サンゴの島々からの不思議な、贈り物』(@BB)

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 なんだか告知が続いて申し訳ないけれど、こんどは下北沢のB&Bで、本の装丁画像や扉の写真を提供してくれた仲程長治さんや、「momoto」の松島さん、プロデューサーの大川さんとともに、本の刊行を記念したイベントを行ないます。

 ぼくのおしゃべりだけではなく、仲程さんの優れた写真作品を交えながら、頭で目で手で、縄文・貝塚の感じ方、考え方に迫れる場にしたいと思っています。3月6日、ご都合のつく方はぜひお立ち寄りください。

 以下、大川さんが書いてくれた告知文です。

 2016/03/06 Sun

 喜山荘一×仲程長治×松島由布子×大川雅生
 「サンゴの島々からの不思議な、贈り物」
 『珊瑚礁の思考』刊行記念


 日本人の「死生観」について知りたいと思っている方は、多いのではないでしょうか。
 それは仏教から、神道と渾然となった山岳宗教まで。
 また西欧の一神教から現代のスピリュチュアリズムまで。
 もちろん、とても簡単に一望できるものではありません。
 また、「日本人」とひとくくりにしてしまっては、大切なことを見落としてしまいます。

 今回B&Bでは、『珊瑚礁の思考』刊行を記念したイベントとして、琉球の「死生観」に迫ります。

 ゲストにお迎えするのは、『珊瑚礁の思考』の著者である喜山荘一さん。沖縄で発行されている琉球文化誌『momoto』のアートディレクター、写真家であり、本書のカバー撮影もつとめた仲程長治さん。
 このお二人の島人(シマンチュ)から、琉球の生と死、生まれ変わり、つまり「死生観」の話を、島の写真もたっぷりと観せていただきながら伺っていきます。
 南の海に浮かび、珊瑚礁と白い砂浜に縁どられた八重山・沖縄・奄美・トカラの島々。
 文字を持たなかった時代、そこで生きてきた島人は何を思っていたのか。
 トーテム、あの世、生まれ変わり、洞窟、そしてサンゴ礁は、どう関係するのか。

 さらに後半では、琉球文化誌『momoto』で編集に携わる松島由布子さんと、プロデューサーの大川雅生さんも加わって、琉球からの不思議な「贈り物」を皆さんと一緒に紐解きたいと思います。

 当日、テーマに関係のある特別なものが、参加者の皆さんに会いに琉球からやって来る予定も!
どうぞ、お楽しみに!


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